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≪コラム≫シンガポールのオフィス探し


シンガポールのオフィス探し(事務所探し)の流れとは

シンガポールのオフィス供給は、2017年まで不足している状況が続くと予想されており、私達がいるビジネス中心地区の家賃も、毎年、値上がりしています。
私達は、しっかりと粘り強く交渉をしたことで、更新時の家賃も上がらずに済んだため、 CROSSCOOPのブランドで提供しているレンタルオフィスの料金は、開業してから3年半の間、値上げをしないで何とかやってこられました。

シンガポールでオフィスを探す際は、先ず日本と同じか、場所によっては日本よりも高い家賃であるということを認識することと、貸し手市場のため、強気な交渉はほぼ出来ない、ということ。
ビジネス中心地区のラッフルズプレイス付近では、Aグレードビルになりますと坪20,000~35,000円はします。

シンガポールでオフィスを借りる際の条件は、契約期間は3年(2年の場合もある)、保証金は3~6ヵ月、途中解約は不可(または保証金を没収されて解約)、内装工事や通信環境はゼロから構築、原状回復の義務あり、 フリーレントは良くて2ヵ月、という感じでしょうか。

仲介会社に希望のエリア、希望の面積、家賃を告げて、物件を4,5件視察します。
その際には、上記の条件面だけではなく、駐車場の有無、駅やバス停からのアクセス、タクシー乗り場へのアクセス(意外に重要)、近隣の飲食施設(中心部はランチが混雑する)、24時間利用できるか否か、エアコンの稼働時間と延長時の料金体系、エントランスのセキュリティ状況、来客時の入館方法、オフィス内パーティー開催の可否、光ケーブルが敷設されているか否かなどを複合的に聞いてください。

その後、気に入った物件は、LOI(エージェントが雛形を持っている)と呼ばれる簡単な申込書(同意書)にサインして送り、その時点で保証金を支払うようになります。
ここで、本社の決裁がとか、サイナーが・・・とかで1ヵ月とかの時間がかかると、すぐに他の会社に物件を奪われてしまいます。
とにかく気に入った物件があれば、保証金を預けないと押さえられません。非常にスピード感を求められます。

その後は、30~50ページにもわたる英文の賃貸借契約書の締結になりますが、この確認に膨大な時間がかかりますが、疑問に思う点はどんどん相手に質問をした方が良いでしょう。
これまでの経験上、あまり変な条文はないですが、解約できる条件や更新時の対応、原状回復、ビル保険にどちらが入るのかあたりは細かいですが、交渉事になります。

賃貸借契約書を締結する際には、収入印紙みたいなものを貼りますが、これが結構、数千ドルもして費用がかかります。また、こういうコストも借り手側が負担しないといけないところに、貸し手市場が反映されています。

賃貸借契約書を締結したら、ようやく内装工事と通信インフラ工事に移ります。
内装は日系施工会社とローカルベンダーがいますが、値段は日系が1.5~2倍くらい高いと思います。その分、時間は守りますし、家具も良いものを使ってはくれますが、金額を抑えたい方は、シンガポールのローカルベンダーでも、他のアジア諸国とは違い、十分に良い仕事をしてくれるでしょう。

問題は、通信関係で、ISP業者が2社(3社あるが、1社はシェアが低い)が寡占状態なので、導入部分のサービスが非常に悪く、申込みに時間がかかり、工事にも時間がかかり、非常に待たされることが多い印象です。

電話が通じ、インターネットがオフィスで使えた瞬間は、おーっ、と感激の声を上げるほど、オフィス探しから事務所完成までのプロセスは長く、そして交渉が多く、無駄な待ち時間が多く、ストレスフルなものです。

ですので、最後に営業になってしまいますが、進出当初の立ち上げ拠点には、1ヵ月から契約ができて、少人数の家具付きオフィスもあり、内装や通信も完備して即日事務所が利用できるレンタルオフィス(サービスオフィス)から始めた方が、ストレス、費用、時間のどれをとっても良いスタートを切れると思います。
特にどこまで継続するか分からない状況の駐在事務所や、こちらに進出してから事業計画を練ろうと考えている調査主体の企業様は、確実にレンタルオフィスをご利用されることをお勧めいたします。

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